直島の思い出 ~秘密の遊び・・・その①~

昭和30年代には男の子は自然に戯れる以外に秘密の遊びがありました。
確か1円で1本か2本で買えたちょっとカラフルで長さ5cm、太さは細めの鉛筆位の棒状でマッチのような頭薬があります。

マッチと同じようにこの頭をマッチ箱のやすりでこすると白煙がもくもく出ます。10秒後経つと黄色い煙に変わり、5秒くらいでぱんと爆発します!この音と匂いたまりませんでした。
爆発までの時間、結構アバウトなので早めに爆発したり、不発もよくありました。

手榴弾よろしく投げてみたり、ぎりぎりまで誰が一番もてるか、またうまくやると水中でも爆発したので結構遊ぶレパートリーは広かったです。

威力も結構あり、牛乳瓶に水を入れ2B弾を入れると見事に割れます!
蝉につけて飛ばしたり蛙さんの口に突っ込んだりと生き物には受難な時代でした。
ですから、「ふうぽん」、「あ~ぽん」なんてかわいいものです(笑)。

考えて見れば結構過激な遊びでしたが、なおのこと安全にやる事を心がけていた氣がしました。
でも氣が付くといつのまにか販売されなくなっていました。
ポケットにマッチ箱と2B弾を一緒にいれたため、箱のやすりでこすれて発火したために起こる火傷が相次いで危険と言う事だったらしいです。

火薬を使う遊びにかんしゃく玉、爆竹もありました。これらも楽しい遊びのおもちゃでした。

by booska1958 | 2008-11-04 00:00 | 直島の思い出 | Comments(0)

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