流行開始したインフルエンザ! 今は香港型が多いようです。

全国的な今シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2011年第42週以降増加が続いています。
埼玉県も同様な傾向です。

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第49週の定点当たり報告数は1.11(患者報告数5,447)となり、全国的な流行開始の指標である1.00を初めて上回り、埼玉県も定点当たり1.04で流行開始と考えられます。

 注意報レベルを超えている保健所地域は12箇所(宮城県5、愛知県4、三重県2、岡山県1)に増加していますが、警報レベルを超えた保健所地域はまだありません。

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直近の2011年第44~48週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が多く、B型も報告されています。

例年より流行開始が遅れていますが、これからが本格化の時期です。
ワクチン接種(妊娠前・妊娠中・授乳中もふくめて接種可能)はもちろんのこと、普段からの生活の注意も必要です。
不要・不急な外出や人混みを避け、手洗いの習慣 をつけましょう。
うがいは帰宅してからでは遅いです。出先で出来る時に行いましょう。

また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。
外出時にマスクをつけたり、室内では加湿器などを使ってウィルスの飛散を防ぐ適度な湿度を保ちましょう。
日頃から、バランスのとれた栄養や十分な休息をとり、抵抗力をつけておくことも大切です。

この記事はワイズレディスクリニックのブログにもエントリーしています。

by booska1958 | 2011-12-22 14:25 | インフルエンザ関連情報 | Comments(0)

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