安い買い物でしたが懐かしくて・・・ STRING DRIVEN THING

イギリスのカリスマレコードと言えば、プログレファンには何とも言えないレーベル。

レアバードのSympathyの大ヒットで一躍脚光を浴び、収益を上げたカリスマレーベル。
初期のジェネシス、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター、アラン・パーソンズ・プロジェクトなど
の他かなり偏屈なバンドが所属していました。

このSTRING DRIVEN THINGもそんなカリスマレーベルでした。
これはセカンドアルバム。

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大学生だった私がお小遣いで買えるレコードアルバムは限られています。
パーソナルにバイオリンが入っていてしかも800円(もちろん中古盤)。
ジャケットはウィルスの電子顕微鏡写真に色を塗った感じで
当時組織学を学んでいた私には親近感がありました(笑)
内容はともかくお値段で買ってしまいました。

明らかにB級ですが、グラハム・スミスの太めのやや歪み気味のバイオリンの音とポーリン・アダムスの線の細いボーカルとお兄さんのバンドリーダーのクリス・アダムスのハードだけど切ないボーカル。
牧歌的でありポップミュージックやハードロック・・・ジャケット同様何とも不思議なサウンドでした。
1曲目のHeartfeederのバイオリンの入り方、2曲目のTo See Youの美しいメロディライン、6曲目のTravellingや8曲目のThe Houseのフォーク感とポーリン・アダムスの声がいいなぁ。
コンセプトなく才能にまかせて作った感じですから
シンプルでどことなくアマチュアっぽい(音つくりはプロですよ)ところがいいです。

そんなアルバムがCDで手に入ります。
ありがたいなぁ。
しかもお値段も同じくらい。思わず買ってしまいました。

by booska1958 | 2011-11-02 22:05 | 理事長のお氣に入りのCD | Comments(0)

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