青い果実は青いまま、ほとばしる青い炎もそのままです。 The Pale Fountains

1980年真ん中にポストパンクとして台頭してきたネオアコの中でも
私の強く印象に残るグループがThe Pale Fountains。

青い果実は青いまま、ほとばしる青い炎もそのままです。 The Pale Fountains_f0141246_14384516.jpg


84年のこのデビューアルバムはそのジャケットからは想像できない
青い果実の香りがそしてほとばしる青い炎を感じる音源です。

当時のネオアコ御三家といえば、アズテックカメラ・オレンジジュースとこのペイル・ファウンテンズでしょう。
繊細でメロディアス、バイオリンなどの管絃楽器の導入など、
他のグループとは一線を画していました。

今聞いても本当に彼らのピュアな心の音楽に琴線を揺さぶられます。
今再結成されてもこの音は出せないと思います。
Somthing On My Mindのオープニングの痛そうなギターと切ないボーカルに絡むストリングス。
Meadow Of Loveの泣きのメロディライン、
Palm Of My Handの哀愁漂うトランペットの音色は忘れられません。

1曲目の「REACH」邦題は「青春は一度だけ」このタイトルは
あのフリッパーズギターの作品にもこのタイトルは使われました。
彼らにもとても思いのあるグループだったんでしょうね。

by booska1958 | 2011-09-10 00:05 | 理事長のお氣に入りのCD | Comments(0)

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