出来ることをやる! 被災された妊婦さんの受け入れについて

地震後5日目になりました。

クリニックにも、被災された妊婦さんからの問い合わせが来ています。
昨日初めて二人受け入れました。

仙台の子供病院産科に勤務中の後輩から卒業大学の産婦人科医局のメーリングリストからやっと無事のメール。
仙台の実情がかいてありましたが、本当に大変です。
余りに壮絶でコピペもできません。

要約すると、
市内の産婦人科開業医は壊滅状態で分娩は不可能。
残った2次と3次施設で分担して大書しているそうですが、
消毒もままならない(分娩セットは水洗い)、食糧・灯油なども底をつき欠けている状態。
私達の環境とは比べようもありません。

ワイズレディスクリニックでも出来るだけの対応はしていきたいと思います。
先ほど、大阪胎児心臓病研究会のHPに分娩受け入れ施設のリストに
のせていただくようにエントリーしました。

産婦人科学会などは、組織が大きすぎて、小回りが利きません。
そちらのリストアップなどの状況ができたらもちろんエントリーします。

日本にとって「絶体絶命」の危機ですが、本当に私達の真価を問われています。
出来ることをやっていきます!

ちなみに、「絶体絶命」って 「糸 色 体 糸 色 命」つまり「 いとしきからだ いとしきいのち」って読むそうです。
「愛しき体 愛しき命」日本語ってすごいですね。

by booska1958 | 2011-03-16 02:24 | ワイズレディスクリニック | Comments(0)

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