氣になる小児のインフルエンザ罹患

埼玉県でのインフルエンザの年齢別の発症数でも20歳以下の方の発症が約75%の高水準です。
県内でも基礎疾患のない中2の方が亡くなりました。ご家族のお氣持ち察してあまりあります。
大人への流行が私が思っているよりゆっくりなのに対して、繰り返し学級閉鎖が起こるなど小児の発症者は減りません。

長女の学校では2回目の学級閉鎖が出るクラスもあり、次女の学校でも欠席者が増え、長男の幼稚園でも罹患者が出るなど外堀をどんどん埋められていくような感じで、3人の子を持つ親としては予防を徹底させてはいるものの、いつ子供達が罹るか氣になる毎日です。
私ですらこんな氣持ちですから他の保護者の方の不安は良く分かります。

先週から新型インフルエンザワクチンの接種は医療者から始まりました。しかし優先順位とはいえ、家族の中で自分だけ先に接種をうけたことが何となく申しわけないような氣がします。
ちなみに先週当院で接種できたのは6人。
今週何人のスタッフに予防接種できるのかまだワクチンが来ていないのでわかりません。

当院でもおそらく11月中旬から妊娠中の方への予防接種が始められる予定です。
1歳から6歳への接種は12月、中学生は1月が予定です。
優先順位はこのままでも良いですから、出来るだけ、子供達にも早くインフルエンザの接種が出来るように小児科医へのワクチン供給を望む今日この頃です。

また、医療者は1回で1歳児以下の保護者は原則2回というのも何となく整合性が取れていない氣がします。
もちろん、検証しつつ変わっていくのでしょうが、出来るだけ速やかにしてもらえれば、現場は助かります。

by booska1958 | 2009-10-27 07:12 | インフルエンザ関連情報 | Comments(0)

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