漫才といえば!②

前回、お氣に入りの漫才コンビは「やすきよ」と書きました。
そして漫才ブームの頃、私はB&Bが結構好きでしたが、もうひとつ氣になっていたのが紳助・竜介でした。
ただ、彼らの漫才が好きか?と言われればやや?の所もありました。
それは当時の他の漫才師たちが勢いで突っ走っていたのに、紳助・竜介のそれは計算された妙に冷めた漫才に聞こえていたからでした。

しかし、そこにはブームにより漫才を見るマスが増え、ある意味客層を絞り込んだ漫才を行いうことで、自分の土俵で仕事をして、人氣を高めるという紳助が狙う計算(もちろん吉本興業の思惑と一致したのでしょう)がありました。
その後、紳助はタレントとして今でも活躍しています。竜介は残念ながら脳出血でこの世を去りました。

漫才といえば!②_f0141246_23494522.jpg


その二人の作品と紳助の思いを語ったDVDが出ています。
この中にNSC(吉本総合芸能学院)での紳助の2時間にわたる授業があります。
これが、すごい!

彼がいかに考えて漫才をしていたか、ビジネスの中でも生かせるヒントがたくさんあります。
是非、パパさんに見てもらい仕事に生かして欲しいです。
そして、彼らの芸が紳助によって緻密に組み立てられた一種の美しさを持っていたことに氣づかされます。


紳助・竜介を初めて見ると言う方、最初にまず、アーカイブで紳竜のコンビを見て、その後この授業を聞いてください。
そしてもう一度アーカイブを見てもらいたいです。
タレント、実業家という未来に向けて芸をしている若き紳助の姿が垣間見えます。
素敵ですね!

by booska1958 | 2009-10-01 00:00 | 理事長のお氣に入り | Comments(0)

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