楽しい鉄の本2冊・・・「すごい駅」と「モハようございます」

私が鉄分高いのは単に鉄道がすきなのではなく、
自然美と人工美の調和を果たしているからだと思います。

そんな私が最近読んだ本がこの二冊。

一冊目は「すごい駅」

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全駅下車達成者である横見浩彦さんと秘境駅訪問家の牛山隆信さんが選んだ「駅」たちの紹介本です。
ともかく、駅に対する思い入れがすごい!

単に鉄道に乗るための場所にこんなに思い入れや氣付きを持っておられることが凄い。
いくつか私も通ったり、降りたり駅もいくつかあるのですが、こんな風には見えなかったです。
ちょっと行ってみたいなぁ...

さてもう一冊は「モハようございます。」
「かっか」に「おはよう」の代わりに「モハよう」と言ったら、
階段から突き落とされそうになりました(汗)。

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「モハ」はJRの電車の車体に書かれている車体識別記号で、ほかにも「クハ」「サロ」などあります。

ちなみに...

「ク」は制御車と呼ばれる運転台付き電車で、先頭車両になります。
「モ」はモーターが付いている中間電動車
「サ」はモーターも運転台もなく、引っ張られる車両。それから「サ」の由来は差し込むという意味からきているそうです。
「クモ」は運転台付きで、モーターも付いている制御電動車

「2文字目は等級を表しています。

「イ」は一等車で長らく使われていませんでしたが、東北新幹線の「はやぶさ」のグランクラスで復活しました。
「ロ」は二等車でいわゆるグリーン車として使われています。
「ハ」は三等車で普通車になります。

電車だけでなくディーゼルは気動車の「キ」が使われるので、気動車の普通車両は「キハ」になります。

話がそれてしまいました。

この「モハようございます」は駅に限らず「鉄」にはまる人のバリエーションを紹介しています。
読むとわかる、わかると言う部分やこれは...という鉄もあることを知らされます。
撮り鉄、乗り鉄は普通で、「ゆうぽん」が一時はまったようなポイントだったり、キロポストや列車編成にこだわったり、このバリエーションが「鉄」を深くするんだなぁ...などと「鉄」への理解度を深める良書?です。

そして、「モハようございます」の次に「行ってキハす」と言えるようになったらあなたも十分「鉄」ですよ(^^)

by booska1958 | 2012-08-14 16:41 | 理事長のお氣に入りの本 | Comments(0)

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