単なるノスタルジックでなく良いデザイン本です! 「昭和のレコードデザイン」

CDが一般化してからというものレコードはほとんど買わなくなりました。
私の800枚弱のコレクションもほとんど最近は増えていません。

でもCDより遥かにワクワクしたのはレコードを買ってそれを開封した時。

変形ジャケットから見開きジャケットのデザイン、レコード盤そして解説書、内袋、帯(帯が付くのは日本盤だけの特典)までそのデザインを楽しむことが出来ました。
友人にはとっとと帯を捨てる人もいましたが、私は国内盤はすべて帯も残しています。

本の帯はとっととすてるのとは雲泥の差です(笑)

そしてそれを眺めながら、針を落とす。
期待が膨らみます。
A面がだめならB面に期待したり、A面だけを何度も聴いたり、一曲だけを聴くためにボリューム片手に慎重に針をおろしたり、
あのワクワク感最近味わっていません。

私と同じようにおもっている編者の方がこんなデザイン本を出しています。
日本の歌謡曲のジャケット集ですが、世界の物とは違う独特の文化を感じます。

単なるノスタルジックでなく良いデザイン本です! 「昭和のレコードデザイン」_f0141246_761113.jpg


カテゴリー別(タイポグラフィ、構図、女性、子供、クリスマスなど)に分かれています。
私が興味深かったのが内袋(主にEPレコード)です。
こんなにこだわってデザインしてたんだと改めて感じました。

by booska1958 | 2012-06-07 07:08 | 理事長のお氣に入りの本 | Comments(0)

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