改めて読んでおきたい本です!
6月に「ふうぽん」は長崎に修学旅行です。
原爆資料館にも行くそうです。
私も初めて原爆資料館に行ったのは中3の春でした。
長崎の従兄のうちに行った時に見に連れて行ってもらったのですが、
正直かなりの衝撃でした。
今でも覚えているくらいですから。
そこで是非読んでおいてもらいたいのがこちらの本。
昭和20年8月9日に長崎上空での原爆投下がありました。
その被爆地についての状況、対応を被爆医師が書き綴ったものです。
悲惨な状況の中でも自らの本能を活かし診療を続けた秋月先生。
被爆後、彼の言った食生活をした方の多くは
後遺症が出る方が少なかったそうです。
何もない状況でも自分の出来ることをやり続ける秋月先生には頭が下がります。
原爆投下から1年後を描写した一節。
「この日。この時刻、たった一人、診察室にいて、誰とも接触がなく、
ただ呼吸をしていることだけが、またとない幸せに思えた」
あわただしい1年の後の静寂を幸せと思える人間の心の素晴らしさを感じます。
東日本大震災、福島原発のこととこの本の戦後の状況とダブる所が多々あります。
そんな所も感じ取って欲しいなぁと思っています。
原爆資料館にも行くそうです。
私も初めて原爆資料館に行ったのは中3の春でした。
長崎の従兄のうちに行った時に見に連れて行ってもらったのですが、
正直かなりの衝撃でした。
今でも覚えているくらいですから。
そこで是非読んでおいてもらいたいのがこちらの本。
昭和20年8月9日に長崎上空での原爆投下がありました。
その被爆地についての状況、対応を被爆医師が書き綴ったものです。
悲惨な状況の中でも自らの本能を活かし診療を続けた秋月先生。
被爆後、彼の言った食生活をした方の多くは
後遺症が出る方が少なかったそうです。
何もない状況でも自分の出来ることをやり続ける秋月先生には頭が下がります。
原爆投下から1年後を描写した一節。
「この日。この時刻、たった一人、診察室にいて、誰とも接触がなく、
ただ呼吸をしていることだけが、またとない幸せに思えた」
あわただしい1年の後の静寂を幸せと思える人間の心の素晴らしさを感じます。
東日本大震災、福島原発のこととこの本の戦後の状況とダブる所が多々あります。
そんな所も感じ取って欲しいなぁと思っています。
by booska1958 | 2011-05-16 08:20 | 理事長のお氣に入り | Comments(0)