日本産科婦人科学会から「母乳の放射性物質濃度等に関する調査」に関する見解

日本産科婦人科学会ホームページに
「放射性ヨウ素(I-131)が検出された母乳に関し、乳児への影響を心配しておられる授乳中女性へのご案内」
が掲載されました。

結論からは、
今回調査された範囲の放射線ヨウ素を含んだ母乳を飲んだ赤ちゃんには
健康被害は起こらないと考えられるとしています。


根拠を含めては、こちらのPDFファイルをご覧ください。

http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110502.pdf

また、最後に記されていますが、環境汚染が軽微でも、母乳への影響があるということが
わかりました。

5月1日のこのブログでも記載しましたが、
普段なら不検出なものが検出される事が異常だと思います。
特にヨウ素は栄養素のため母乳への移行がしやすいと言われています。
そのため放射性ヨウ素も移行しやすいとされています。

授乳をされる方、考えている方のためにも、
早期にすべての母乳で不検出になるように事態の収束を図って欲しいですね。

このエントリーはクリニックの最新情報にも掲載しています。

by booska1958 | 2011-05-03 05:49 | ワイズレディスクリニック | Comments(0)

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