WHOとIAEAの放射能漏れに関する昨日の発表

妊産婦や、授乳婦そして、新生児、乳幼児に対して、
放射線被ばくを心配される方がいらっしゃいます。

ブログの記事を見て安心したという声も今日の外来でも聞きました。
これからも出来るだけわかりやすく伝えていきます。

WHOの発表は18日にあり、福島第1原発の放射能漏れ事故に関連し、原発から半径30キロ圏内を除けば、現時点で東京都内を含め日本への渡航を制限する必要はないとの見解を公表しています。
東京からの「避難」や、日本から輸出された食品への「警戒」も不要だと指摘しました。

ただ、食品については、今日ミルクやほうれん草から基準値を超えたとの発表がありました。
でもそれすら、毎日摂るわけではないので今の時点では注意深く発表を見守る必要があります。

さらに、WHOはインターネットのホームページに「渡航制限勧告」とは反対の「渡航安全勧告」を掲載する予定です。

また、国際原子力機関(IAEA)も18日、同機関の専門家チームによる放射線量計測の結果、「東京都内で健康上の危険はない」との評価を明らかにしています。

現在、注水作業が続けられ、一定の効果が出ているようです。
まだ予断は許しませんが、メルトダウンだけは避けて欲しいですね。

by booska1958 | 2011-03-19 22:22 | ワイズレディスクリニック | Comments(0)

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