最近惚れ直しているユニット

ブリティッシュロックに欠かせないのが「カンタベリーシーン」
その中心に存在していたのが「ソフトマシーン」。

ソフトマシーンはまあ、本当にいろんな人が入れ替わり立ち代りでその都度音楽性が変化するアメーバのようなグループでした。その変化が、見事な進化ですから驚きます。
そこに在籍していたことがきっかけで二人が結成したユニットの唯一のアルバムがこれです。ソフトマシーンに在籍するとこのユニットのようにバンドを離れても烏合離散繰り返す癖がつくようです(笑)。

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ユニット名は「2nd VISION」
二人の名前はジョン・エスリッジ(ギター)とリック・サンダース(バイオリン)というユニットです。
ジョンのギターワークは私のアイドルバンドの一つ、「ウルフ」で超テクのギターを弾き、注目されていたギタリストです。リックについては、ツトムヤマシタのツアーに参加した位しか知りませんでした。
プログレッシブロックというジャンルがピークを過ぎてきた1980年に発表されました。

ジャンルはそうですね。在籍していたソフトマシーンのようにかなりクロスオーバーしていてます。当時流行のフュージョン系のバックアレンジですが、トラッド色の濃い曲があったりと散漫と批評された方もいましたが、全体のアレンジ、演奏力など申し分なく当時からすんなりと入ってくる曲が多く、私も含めてこのユニットに期待した人は多かったと思います。

アルバムタイトルが「最初の一歩」といい、ジャケットも二人が仲良く歩んでいくようなとてもキュートなジャケットです。
本国でも結構評判がよく、活動も本格的になるかと思われていた時に二人の方向性が合わず解散となりました。まあ、当時のイギリスでは日常のようにあることですから驚きもしないですが、今でも仲がいいと聞くので、最初の一歩からかなり時間が経ちましたが、また再結成されたらいいなぁと思っております。

by booska1958 | 2009-11-22 00:01 | 理事長のお氣に入りのCD | Comments(0)

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