加藤 和彦さんについて

17日に亡くなられた加藤 和彦さん。
ご冥福をお祈りいたします。

私にとって「帰ってきた酔っ払い」は永遠の名曲です。
ちなみにこの曲の入っている「紀元貳阡年」はLPで持ってます。
かなり聞き込んでシャリシャリしてます。

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その後のソロ活動のほか、インパクトあったのはサディスティックミカバンドでした。イギリスでも高く評価されていました。
私は、バブル華やかな頃に霧島カレンをボーカルに迎え再結成されたサディスティックミカバンドは浦安まで見にいきました!

そしてつい1ヶ月前に買った作詞家 安井 かずみさんの遺作になった「ボレロ・カリフォルニア」(1991年発表)をレビューしようと思っていたらこの訃報。
残念です。

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このアルバムは、全曲奥さんであった安井 かずみさんの詞に加藤和彦さんの作曲による作品です。安井 かずみさんへの思いが込められています。当時はデジタル全盛でしたが、生録音で行われ、ビックバンドのラテン系のアレンジは今聞いても本当に素晴らしいです。
安井 かずみさんが吉田拓郎に書いた曲が「金曜日の朝」でした。その時の詞の表現法に当時かなり衝撃をうけました。
このアルバムでは、彼女の感性豊かな詞と加藤和彦さんの優しいメロディが何ともいえない素敵な世界を構築しています。このアルバム最後の「百合の時代」なんて涙なくしては聞けませんでしたが、今回の加藤和彦さんの死でさらにうるっと来てしまいます。

1)思い出が 君の顔が
蜃気楼のように 浮かんで消える
音もなく 散ってゆく
白い百合の花びらが・・・

悲しみに 人はいつしか
慣れてゆくと 云うけれど

2)愛の日の その姿
蜃気楼のように 浮かんで消える
音もなく 散ってゆく
白い百合の花びらが・・・

おぼろげに 時は過ぎて
過去へ過去へと 遠ざかる
音もなく 散ってゆく
白い百合の花びらが・・・
白い百合の花びらが・・・

by booska1958 | 2009-10-19 04:01 | 理事長のお氣に入りのCD | Comments(0)

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